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配当と自社株買い 11月22日

中間配当の予想が発表されました、中間決算では保有債券や暗号資産等の含み損益が増加して四半期利益は前年度より89.7%減となってしまいましたが、配当額の算定基準となる金融事業は、こちらも前年度比減とは言え期末配当を出す原資としてはそこそこの収益を上げている

仮に下期も上期と同じ利益水準でも、配当対象の株数に対して年間配当150円とした場合は総額約408.5億円となりますが、この配当原資は確保出来ると思います

期末も中間と同じと利益で計算して見ると

①期末金融サービス事業の税前利益 約700億円(中間期利益)×2=約1400億円
②配当120円とした場合の期末配当総額 326.8億円
④配当を10円増配の130円とした場合の総額 約354.6億円
③期末配当の原資=金融サービス事業税前定常的利益の30%  
  1400億円×0.39(中間期実績)=約546億円
④仮に自社株買いを発行済み株数の10%を実施すれば 32~36億円の配当減となるのだが?
  ただし、発行株数の10%とした場合の自社株買い資金 2.72億株×2624円×0.1=713.7億円となりこれは配当原資から除かなければならないので・・・・今期も自社株かいは実施しないのかな?

実施しなければ4年連続で実施しない事になります、小生は株価の低迷する今が自社株買をする絶好のチャンスだと思うのですがね・・・・臨時決算発表もしたのですから、そろそろしても良いのではないですかね

よって期末配当は現状維持でも10円増配でも配当原資は確保出来ると思います

過去の配当実績(下記の図)では2013年から9年連続で実質的には毎年増配をしている
(2019年は期末配当に5円の記念配当が含まれているので実質的には95円の年間配当)

SBIHDとしてはSMBCに対しての面目から期末配当は増配はして来ると小生は思っています
111.22.png



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コメント 1

Nick

ありがとうございます。

やはり130円位かと思いますが、期末は少しだけは増配がある可能性が高いので楽しみですね。事故が無ければ、下期は上期より良くなるでしょう。
by Nick (2022-11-23 05:32) 

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