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癌治療診断の光線利用 6/26

癌の治療で最も注目されているのが
「光免疫療法(PIT)」です
昨日の日経記事にも取り上げられています
がん光免疫療法、併用に期待「将来8~9割に適用」
2021年6月25日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC078VU0X00C21A6000000/?unlock=1

記事抜粋
光をあててがんを破壊する「光免疫療法」が注目を集める。2020年9月、治りにくい頭頸(けい)部がんを対象に、世界に先駆けて日本で承認された。開発者の米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員は「将来的に8~9割のがんに使える」と強調する。
・・・・・・・・
・・20年9月、楽天メディカル子会社の楽天メディカルジャパン(東京・世田谷)が日本で製造販売の「条件付き承認」を取得し、21年1月に新薬「アキャルックス」を実用化した。国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)など約20の病院で治療が受けられる。・・・・・・

この療法には5-ALAは使用されていないが、楽天メディカルにはSBIも出資をしている
がん光免疫療法 「楽天アスピリアン」にSBIが出資 総額315億円調達
https://mainichi.jp/articles/20181221/k00/00m/040/205000c

北尾氏も以前に開発の中心人物である小林久隆氏と対談して将来性に注目している
この動画を見れば「光免疫療法」が良く理解出来ます
BSフジ「この国の行く末2 ~テクノロジーの進化とオープンイノベーション~」に小林久隆氏が出演(前編・2018年6月30日、後編・2018年7月7日放送)

小林久隆氏のサイト
https://special.kobunsha.com/hikari/

「光免疫療法」と良く混同されますが、SBIは5-ALAを使ってさまざまな癌の光線力学診断(ALA-PDD)や治療(ALA-PDT)に利用している
コロナに限らず、こちらにも注目が集まって5-ALAは評価されてもよいのですが、あまり話題にはならないのが不思議です
すでに、5-アミノレブリン酸(5-ALA)は、脳腫瘍(悪性神経膠腫)に対する術中診断薬として、2013年 3月 薬事承認され、現在、膀胱癌に対して薬事承認申請中、さらには、胃癌腹膜播種に対して医師主導治験実施中である。今後、これら診断のみならず、治療に関する臨床応用が期待されている
https://www.jst.go.jp/tt/west/list/detail/ak01.html

【ニュースリリース】光線力学診断や治療に利用されている5-アミノレブリン酸から合成される光感受性物質 プロトポルフィリンIXの細胞外排出に細胞膜タンパク質ダイナミン2が機能していることを発見
2019年06月18日
https://www.jfcr.or.jp/laboratory/news/6738.html

ALA-PDDやALA-PDTで検索すると多くの研究文献や実際の治療まで沢山のサイトがヒットします

光免疫療法は治療して癌細胞を破壊した後も免疫細胞が出来て、他の癌細胞やこれから発生する癌に対しても免疫効果が表れるため癌予防にも期待が持てるようです
楽天メディカルだけが注目されていますが、その裏にはSBIも絡んでいますので今後も注目していきたいと思っています
PDD、PDTそしてPITと癌治療の選択肢が増えて、いずれ癌などは怖い病気では無い日が必ず来ると思います
そして5-ALAの医療への応用もコロナ以外に沢山の可能性を秘めている事も忘れてはいけませんね

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