SSブログ

TOB関連 9/18

引き続きTOB関連です

今回と似たような状況でのTOB事例で、2019年に伊藤忠がデサントに敵対的TOBを行い成功しています

伊藤忠がデサントに敵対的TOBを行った理由
https://www.businesslawyers.jp/articles/535

一部抜粋

伊藤忠は、なぜデサントに対して敵対的TOBを行ったのでしょうか

伊藤忠が2019年1月に公表した「株式会社デサント株式(略)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」によれば、デサントの成長戦略および施策について伊藤忠とデサント経営陣が建設的に協議を行える関係ではなくなっていたとのことである。
すなわち、伊藤忠によれば、デサント経営陣は、昨年8月の取締役会に際して伊藤忠から派遣された取締役に対して、ワコールとの包括的業務提携契約などの情報を事前に渡さなかったのみか、伊藤忠からの議論の要求に対しても応じなかったとのことである。しかも、昨年11月にはデサント経営陣が伊藤忠に対して唐突にMBOを切り出したとされている。


そのため、伊藤忠は、デサントの企業価値をさらに向上させるためには、伊藤忠とデサントとの資本関係を強化し、経営体制の見直し等を行うことにより、伊藤忠とデサント経営陣が建設的な協議を行える関係を構築することが急務だったとして敵対的TOBに踏み切ったのである。
これらが事実であれば、デサント経営陣は伊藤忠と十分なコミュニケーション・対話をしてこなかったように思われ、このことが根本的な原因となって敵対的買収に到ったと考えられる。経営陣が株主との対話を拒絶すれば、株主の強硬手段を招くことがあるということになろう。

以上

今回のSBIと新生銀行の関係に似ていませんか

デサントは結果防衛策を出来ずTOBは成立しています、発行株数の9%を公募して約2倍の応募があり成功しています
防衛策を出動しようとしても株主構成から見て株主総会で否決する事が解っていたのて防衛策が出来なかったようです

デサントの現在の株価を見れば、TOBして良かったと言えるのでしょうね
9.19.png

「伊藤忠」「デサント」「TOB」でネット検索すると沢山ヒットします、なかなか面白いですよ


nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 2

わたし

ここのところのTOBはドラマのようですね。
大戸屋とコロワイド、DCMと島忠にニトリが参加。
特に大戸屋の創業者の息子が、コロワイドに入社して敵対的TOBを成立させちゃう!
いやードラマチック

by わたし (2021-09-19 22:56) 

柴犬ポチ

コメント有り難うございます

確かに今回のTOB劇場はまさにドラマのようですね
今回、特質しているのは銀行がTOBを仕掛けられると言うところです、銀行と言えども怠慢経営をしていれば、自分より資産の少ない会社からTOBも有る事が現実となりました
そして、買収側に1100億円以上を融資する会社も有るのですね

いずれにしろ、今後の展開に注目ですね
小生は、このTOBは成功すると思っています


by 柴犬ポチ (2021-09-20 09:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント