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2025年転換社債、130%コールオプション 2月16日

昨日お約束した2025年転換社債について小生の考えを記載します
転換社債については当ブログでは何度も取り上げて来ました
そして、SBIの株価低迷の原因はこの転換社債の連発とも説明しました
詳しくは過去のブログを参照願います

年明けの株価上昇に伴い、2025年転換社債の130%CO権利行使価格である3630円を1月31日の終値で超えて来ました
本日で11営業日連続て終値が超えた事になります
SBIがこの権利行使が可能となるのは20営業日連続なので残すところ9営業日となります
このまま行けば3月1日の終値まで3630円以上を維持すればSBIは権利行使可能となります
権利行使可能となればSBIは即座に権利行使を発表してその2か月後に額面の100%で償還されます
しかし、CB保有者はこれでは利益を逃す事になり償還日までに株式転換をします
過去のCBの発行状況は下記ですので参照願います

20240216.png

野村のようなCB保有者はヘッジとして空売りをしています
株式転換しても空売りの現引き用として空売りを清算しますので、株価は大きく変動しません
YAHOの掲示板で野村の空売りで野村は大損するような事を書いている人がいますが
野村のようなヘッジ目的の空売りはSBIの株価がどのようになろうとも損はしません

これも過去のブログに書きましたので、興味の有る人は読んでください

今から考えると2023年CBは株価が転換価格まで上昇しなかったために額面で償還されました
この結果、新株は発行されなかったために株式希薄化は発生しませんでした
これが、現在の株価上昇に繋がっているようにも思えます・・・・何が幸いするか解りませんね 笑

転換による新株発行数は約2500万株ですが半分近くが空売りの現引きとなるため株価の影響は有ったとしても、さほど大きくないと思います

このまま、新たな転換社債が発行されずに2025年CBが転換されれば、転換社債による株価への影響は無くなります
小生が株主となって、転換社債が発行されていない期間が無いのは初めてですのでとても嬉しいです
いずれにしろ、野村のようなヘッジ目的の空売りは無くなるので今後の株価には良い影響で有る事は確かだと思います

ただし、新たなCBを発行しなければの話ですがね 笑
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コメント 1

Nick

ありがとうございます。
ここ数年は転換社債は発行していないようですね。

なお、今年の7月以降にはストックオプションの付与、
(7月8日が創業25周年ですね。)
6月以降は社員持ち株会の奨励金の付与率の引き上げ等を実施予定ですので、それらの価格は今後のマーケット価格がベースとなるのでしょうから、実施後は従業員の皆様が更に株価上昇の支援をしてくれるのではないでしょうか。

今後の展開としては高配当狙いの新規の参入もあるように思えますので、下落したら買いたいという需要がほどほどあるのではと思っているのですが、、、、今後はどのレベルが底値になるのでしょうかね?

by Nick (2024-02-18 07:14) 

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