現在の株価は決算データーから見て妥当価格 4/29

決算発表でしたので、久々に発行株数と決算データのグラフを修正しましたが
過去に掲載した決算予想時のグラフとは大きく変わりませんでした



純益は大きく伸びて、一見とても良いようですが希薄化後一株利益はまだ16年前の2005年度の価格を超えることが出来ません
株価もこの一株利益のグラフと2014年以降は完全に一致しています
業績が伸びても一株利益が伸びない理由、業績以上の発行株数の増加が原因なのです すなわち、過度のCB発行が原因です

北尾氏は決算発表動画の中で「日本の投資家はSBIHDの価値を適正に判断していないので海外投資家の比率が高い」と言っていましたが、悔しいけれどデーター上は株価は間違いなく妥当株価なのです
全ての投資家の評価の答えが株価です、すなわち投資家は適正に判断していると言う事なのです

株価に直結する一株利益を増加するためには、業績を発行株数の増加比率と同じく伸ばす事はグラフから見て難しい事です ならば株価を上げて投資家の期待に応える手段は何か 答えは一つ、自社株買いと消却で発行株数を減らすしかないのです 業績に応じた配当も出来ない現状では、これが唯一の方法です

このグラフの起点以前からの長期ホルダーで有る小生は、このグラフを逸脱して株価は伸びて欲しいと常に願っているのですが、このグラフを更新するたびに、この現実に直面して落胆と納得をしてしまうのです