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配当 連結決算と個別決算 2023年11月5日

今日は大きく下げましたね
しかし、悲観しないで行きましょう
証券セクターの相場に連動した動きでしたね、それにしても銀行は大きく下げています
このような日も有りますかね

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今週はは中間決算発表、そして中間配当も発表されます
昨年の中間配当は30円と2021年に20円から30円に10円増配されて2年連続で同じです
SBIは創業時は中間と期末配当は同額で推移していたが2008年を最後に中間配当を止めました
そして、2016年に7年振りに中間配当を復活しています、しかし復活後は期末との配分の比率は1対4と中間配当の配分比率はかなり低く抑えられています

配当総額では2012年から減配は無く右肩上がりで上昇しています
今年は昨年の業績よりも決算は良いと思われるので、増配も考えられますが、配当施策の配分比率から考えるとあまり期待しない方か良いかもしれませんね
北尾氏は配当政策では期末を重視して中間配当に対しては消極的な考えを昔の決算発表時に示していたと思います・・・何年度の決算説明会での発言かは忘れましたが、中間配当を中止にした年度かな?

さて、本題に入ります
小生を含めてほとんどの人は配当を予想するのに連結決算短信を見ています
現にSBIHDの配当方針は下記となっています
「金融サービス事業において定常的に生じる税引前利益の30%程度を目安として総還元額を決定することとしている」
これは、連結決算に対しての還元率、よって当然この連結決算に注目するのは当たり前てすよね

しかし、配当金は連結グループの親会社であるSBIHDの資金から支払われますので、連結決算も重要ですがSBIHDの個別(単独)決算がとても重要となります

すなわち
個別決算の「利益剰余金=分配可能額」が配当の原資となります
個別決算が大きな意味を成すのは、配当金や自己株式の取得といった、株主還元に対してですのでこちらも株主は注視しなければなりません

なぜ配当金が出ない?株価に影響する個別決算、連結決算との違いは?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/33306

昨年度の連結と個別決算をまとめた表です、少々複雑で見ずらいかもしれませんが配当と決算の状況から見えて来た事は下記です
・昨年度の配当は数字的には「SBI証券の配当」から出ている
・SBIHDの収益はほとんどが子会社からの配当で有る・・・持ち株会社なので当然なのですがね
・連結決算では子会社の配当は反映されないが親会社の個別決算には反映される・・・これも当然
・昨年度はSBI証券からの配当は3回となっている・・・SBIHDの個別決算調整なの?
・利益剰余金残高は連結では昨年度は取り崩しているが個別では順調に増えている・・・株主還元余力は充分有りますね

興味の有る人はご覧下さい
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半導体関連 11月8日

SBIの半導体関連の記事が出ていますので紹介します

記事抜粋
唐突にもみえたSBIの半導体事業参入は北尾会長からすると、練りに練った策だったようです

「補助金が出なければこの事業をやるつもりはない」 SBIの「半導体」参入で際立つ北尾会長の深謀遠慮
11/8(水) 5:51配信
東洋経済オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/69a0030512bd241051461c24960bd84def4f99f5
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