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ALA関連 複雑な事情が有るようですね 長文です 5/23

現在係争中であるネオファーマJPの社長「河田聡史氏」とここまでの経緯を調べてみましたが・・複雑です

「河田聡史氏」経歴
1989年4月 コスモ石油株式会社入社
2008年7月 同社よりSBIアラプロモ株式会社(現SBIファーマ株式会社)へ出向
2008年7月 SBIアラプロモ株式会社(現SBIファーマ株式会社)代表取締役執行役員COO
2009年11月 ALApharma GmbHマネージング・ディレクター
2014年6月 SBIHD取締役
https://www.sbigroup.co.jp/investors/library/annualreport/pdf/2014ar_jp_40-41.pdf
2015年2月26日 SBIHD取締役辞任 SBI ALA Hong Kong Co., Ltd.の取締役に新たに就任
https://www.sbigroup.co.jp/news/2015/0226_9029.html
2016年5月 SBI ALA Hong Kongがエーピーアイ コーポレーションの袋井工場譲受
  2016年5月 ネオファーマジャパン株式会社 代表取締役
2016年8月   SBI ファーマ株式会社 取締役? 不明であるが履歴には記載されている
https://project.nikkeibp.co.jp/event/5thnac2018/lecturer/Mr.SatofumiKawata.pdf
2016年11月  neo ALA株式会社(旧コスモ ALA 株式会社) 代表取締役社長

コスモ石油に9年、SBI関係に出向を含めて約8年、ネオファーマJPに5年在籍
特にSBIHDの役員を1年、SBIネオファーマの社長を2年副社長を1年務めておりSBIとは密接で良好な関係であった
この当時の河田氏はSBIファーマ代表取締役COOとしてALAについて熱く語っている
医薬品のほか健康食品、化粧品などALA関連の商品化が進む
http://111.235.79.193/investors/library/annualreport/pdf/2015ar_jp_34-37.pdf
しかし、皮肉にも自分が社長をしていた元の会社から訴えられる形となってしまった

SBIHDの役員を辞任する理由がUAEネオファーマとSBIHDで共同設立する予定だった「SBIネオファーマ」の社長に就任して袋井工場を譲り受ける予定だった
https://www.sbigroup.co.jp/news/2016/0509_10294.html

しかし何故かSBIは出資しないで、「UAEネオファーマ」と「コスモALA」の共同出資で「ネオファーマJP」が設立され、ここの社長に就任している
勿論、「SBIネオファーマ」は設立されていないので・・河田氏はSBIに裏切られた気持ちが有るのかもしれない・・・
https://www.neopharmajp.co.jp/about-index
報道によると、河田氏の発言ではSBI側の資金不足で資本参加出来なかったと言っている
この、経緯の中心人物で有る河田氏の発言なら事実では無いかと思う
この時点からSBIと河田氏とでボタンの掛け違いが発生したのだろうか?

SBIとコスモ石油では2008年に共同でALA事業を進めるため「SBIファーマ」を設立している
SBI85%、コスモ15%出資
SBIホールディングスとコスモ石油によるバイオ分野における合弁契約締結について
https://www.sbigroup.co.jp/news/2008/0527_1720.html
この詳しい契約内容は定かでは無いが、コスモ石油はこの以前からALAの肥料は独自販売をしていたので、ALAの提供と肥料の販売はコスモ、サプリメンを含む医薬品関係販売はSBIと棲み分けが有ったと思われる

コスモALAの事業内容は
この中には医薬製品の販売は明記されていない
【既存事業】
ALA配合液体肥料「ペンタキープシリーズ」の製造と販売
ALA配合家庭園芸用液体肥料「ペンタガーデンシリーズ」の製造と販売
ALA入り健康食品及び化粧品の販売
飼料原料の販売
【2012年10月1日から新規取扱】
食品用ALA原体の製造と販売
研究用ALA試薬の製造と販売
飼料原料の製造
5-アミノレブリン酸(ALA)事業子会社社名変更のお知らせ
https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_121001/index.html

その後コスモALAはUAEネオファーマに65%の株を譲り渡してALA事業を展開
https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_161130/index.html

2016年5月16日ネオファーマJPを設立している(この契約の半年前に設立している)
https://www.neopharmajp.co.jp/about-index

2017年3月1日 コスモALAからneo ALA株式会社に社名変更
neo ALA株式会社のHP
http://www.neo-ala.com/index.html

この会社になってから事業内容が変わっている・・・UAEネオファーマ資本が入って?
医薬品、化粧品、食品及び農業用製品における、研究開発から販売に至るまでの一連の業務。
② 上記製品に関する原料、中間体及び材料における、研究開発から販売に至るまでの一連の業務。
③ ①,②を事業目的とする子会社の経営管理及びそれに付帯する業務

http://www.neo-ala.com/company/index.html
http://www.neo-ala.com/info/

SBIは2015年にコスモと特許の独占的実施許諾契約を締結しています、この時の詳しい契約内容は解りませんが2008年の契約がベースになっていると思われますので
コスモ側とSBI側の事業展開の棲み分けは、先に書いた通りだと思います
コスモ石油との特許実施許諾契約締結のお知らせ
https://www.sbigroup.co.jp/news/2015/0116_8885.html

ネオファーマJPが設立されて河田氏が社長に就任する前は、コスモ側とSBI側はこの棲み分け通りで事業展開されていたが、設立以降は肥料以外の医療分野をSBIとは別に独自で展開するようになっています
小生の憶測では有りますが、この行為がコスモ側が保有する特許権でALAサプリや化粧品を販売していると主張するネオファーマJPの主張に対して2015年締結の「独占的実施許諾契約」に違反しているとSBI側は訴訟を起こしたものだと思います。

参考 コスモ側のALA事業の会社経緯 URLは上記と重複しているものも有ります
2004年コスモ誠和アグリカルチャ株式会社設立
2012年10月1日 「コスモALA」に社名変更 (旧社名: コスモ誠和アグリカルチャ)
http://pentagarden.blog74.fc2.com/blog-entry-18.html

2016年5月ネオファーマジャパン株式会社設立
https://www.neopharmajp.co.jp/about-index

2016年11月ネオファーマ合同会社の共同参画によるALA事業の再構築
今後、一部の医薬用途において製品化の目処が立ってきたALAの製造・販売事業に同社と共同で参画する。
中東地域において、ネオファーマとALA事業を展開することで産油国との関係強化にもつながり、またネオファーマがコスモALAに出資する形で事業参画することにより、コスモエネルギーHDとしても、経営資源をエネルギー部門に集中させることが可能になるとの考え。
https://ceh.cosmo-oil.co.jp/press/p_161130/index.html

2017年コスモALAからneo ALA株式会社に社名変更 ネオフーマジャパンの親会社

調べれば調べるほど経緯が複雑ですが、コスモとSBIのウインウインの関係から、UAEネオファーマがコスモ側に関係を持つようになってから、関係が悪くなって行ったようですね
そして、河田氏の欲望と裏切りも有るのかな

はっきりさせる事は2015年の独占的実施許諾契約の内容と解釈に有るようですね


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