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新生銀行株主総会 続き 10/13

前回新生銀行の株主総会の記事を書きましたが、その続きです
新生銀行の2021/6の株主総会の議決権行使方法は下記のようでした
110.13.png

国の議決権の行使方法によって大きく変わってきます
・議決権行使をしない(議決権行使書を提出しない)場合は議決足数にカウントされないのでSBIにとっては不利
・議決権行使して賛成した場合もSBIにとって不利
・議決権行使して反対した場合はSBIにとって有利・・・否決の可能性大
・議決権行使には賛否のマークしか無いため棄権と記載して議決権を行使した場合は議決足数にはカウントされて賛成も反対でもないことになるので、先に投稿した内容の通りSBIには有利

さて、国はどのような方法で対応するのか、それによって、今後のTOBの方向が大きく変わって来ます 報道によれば当初は中立の立場だったようですが、以前から国はポイズンピルには否定的方向の発言が多いので、その整合性からも否決に回る可能性も有るとの事です

参考
株主総会 書面投票制度と議決権行使の「棄権」の取扱い
https://houmu.nagasesogo.com/media/column/column-364/
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2Qの決算見通しから 10/13

10/11に出たIRを好感して株価が急騰しています
本日の終値は2964円、発表の終値は2800円
高騰率は5.84%となり、一見すると大きく高騰したように見えます
これが、決算予想に対する適正評価でしょうか
小生はまだまだ過少評価だと思います

IRでは税前利益が1000~1100億円の増益のようです
前年度からの伸び率は83.4%~101.8%となり凄い伸び率となります
その他の数値は空欄となっていますが、過去の決算資料を見ると税前利益伸び率と親会社利益等の伸び率は数%の差は有りますがほぼ同じ比率となっています

以前から投稿している下記グラフにこの予想値を換算して落とし込んでみました
伸び率は少ない方の83.4%を使ってみました
期末決算時の数値に換算してグラフ化しています
10.13.png

このグラフから見える事は、過去の投稿でも説明しましたが
株価は一株利益にほぼ連動していますので、株価も一株利益の伸び率と同じとしています

このグラフでは期末決算の数値で比較しています、株価も3月末日の数値です
希薄化後の一株利益は227円→544円とやっと2005年を超えました
純利益が81.098百万→1.487.33百万となり発行株数の伸び率をようやく超えました
株価は2651円→4861円とやっと2005年の株価を超えました
純益の伸び率が発行株数の伸び率をやっと超えたので当然と言えば当然です

IR発表前の株価2800円これに1.834倍すれば5120円となります

少なく見ても理屈上ではこの株価が一株利益から見た適正株価となると思うのですが かなり、無理やりな理屈のようにも見えますが、過去の決算時の内容と株価の推移を見るとこのようになります

業績が2Qの予想内容でこのまま行けば、小生はいずれこの株価に鞘寄せしていくと思うのですが・・・・さてどうでしょうか
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