SSブログ

274億円の特別利益でも決算上は軽微とは驚きます  2/3

2/1に発表された下記IRで274億円の特別利益(個別決算、日本基準)計上されるようです
しかし決算上は軽微との事です

地銀ホールディングへの譲り渡し日が1/31なので決算上は4Qとなります
そしてIFRSの連結決算上では特別損益の概念は無いため、これも利益としてカウントされますので利益はその分上がります・・・3Qの決算では含み益として包括利益で計上されていると思います

3Qの新生銀行決算を除いた税引前利益が1714億円です、4Q決算は新生銀行の「負ののれん」と「利益」を加算すれば少なく見積もっても4500億円は超えて来ると思います
(新生銀行の負ののれん2500億を加味すると3Qですでに4500億円を超えています)

よって4QのIFRS税前利益が4500億円としても今回の特別利益は約6%となります
決算が軽微とは何%以下なのかは解りませんが、決算の増減で6%は軽微とは言えないと思います
SBIとしてはさらに良い決算を見積もっているのでしょうね・・・たしかに小生の計算でもすでに3Qで4500億円は超えているのでどれだけ4Qで上乗せ出来るか大いに期待しましょう


但し、今回の譲り渡しは連結会社間の取引なのでIFRSの連結上では軽微と言う事なのでしょうが 会計処理には詳しく無いので間違っているかも知れませんが・・・・

(訂正)「個別決算における特別利益の計上に関するお知らせ」の 一部訂正について
2022年2月1日
https://www.sbigroup.co.jp/news/2022/0201_12837.html
【特別利益の内容】
 本株式譲渡に伴い、当社は2022年3月期個別決算において約274億円を特別利益として計上する予定です。なお、当社の2022年3月期連結業績に与える影響は軽微の見込みです。


nice!(1)  コメント(3) 
共通テーマ: