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明日は決算発表ですね 5月11日

SBIHDの決算発表はいよいよ明日ですね
3Qの決算が悪かっただけに4Qはどうでしょうかね

小生は前のブログにも書きましたように、かなり改善されていると思います
特に3Qで計上していた含み損益が、どのように改善されているか期待しています
配当に関係する「金融セクター」の税前利益は前年度から比べるとかなり良いと思っていますので配当はとても期待をしています・・・・しかし期待が大きいと、ここの場合は時々裏切られる事が過去には何度も有りましたのでその点が唯一の心配事項です

5月に入ってからは小生の予測通りに株価は冴えないボックス圏の動きを見せています
大きく動き出すとしても早くても6月まではこの傾向が続くと思います・・・・決算の良し悪しに関係無く過去はこの傾向ですので株価の動きには期待しない方が賢明だと思います
当面は株価の大きな動きは無いと思います

隠れ高配当銘柄
SBIHDの配当利回りは本日現在の株価2653円で5.65%です
かなりの高配当利回りですね
しかし、インターネットで高配当利回りの会社を検索してもSBIHDはなかなかヒットしません
ランキングを発表しているサイトでもランクインしません
3%以上の会社にも入っていません・・・5.6%なら高い位置にランクインするはずです
不思議ですね

これらのランク付けの多くは、各企業が発表している配当予想開示によって集計しているサイトがほとんどのようです
SBIHDの場合は配当予想は未発表のためこのようなサイトには掲載されないようです
ですから、一般にSBIHDの配当率が認知される機会も少なくなっているようです
SBIHDもこれらの事を認識して配当予想を開示する事を考えたら良いと思います

このようなサイとの状況でもSBIHDを隠れ高配当銘柄として推奨しているサイトが有りました
少し古い記事ですが紹介します

日本株】配当予想が未発表の「隠れ高配当株」2銘柄! アナリスト予想は利回り5.5%の「SBIホールディング ス」、利回り3.9%の「ヤマダホールディングス」に注目
2023年3月3日公開(2023年3月2日更新)
ザイ編集部
https://diamond.jp/zai/articles/-/1013117

記事抜粋
高配当株を狙うなら、配当利回りの高い銘柄をチェックするのが基本。通常、配当利回りは各企業の予想配当利回りを元に計算されている。

 しかし、なかには今期の配当予想をなかなか発表しない企業もある。オーソドックスなのは、前期の期末決算を発表する際に、今期の配当予想を発表するパターンだが、一部の企業は期中まで発表を遅らせたり、期末まで発表しなかったりする。

 そのような銘柄は利回りの計算ができないため、高配当株の利回りランキングなどには登場しない。つまり「隠れ高配当株」になっているということだ。
以上

このサイトの発行元の親会社はダイアモンド社です
SBIHDについては最近は厳しい批判記事を出しています、SBI側は反論のIRを出しています
何か不思議な感じがします

いずれにしても、2023年度期末配当の権利日は過ぎてしまいましたが、長期保有で配当狙いの銘柄としては良いと思うのですがね・・・・小生に余裕資金が有れば買い増したいのですが、食べ過ぎてお腹が一杯になってしまい今は食べる資金が有りません
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動画の紹介 5月7日

連休も本日で終わりですね
連休期間中はなかなかブログの更新は出来ませんでした
長期入院後ですので連休期間中は何処にも出かけずに、入院で低下した筋力や体力の回復を目的に適度の運動と静養に専念しておりましたので、ブログ更新も意識的に控えておりました

体調も回復して健康上は問題無いと思っていましたが、退院時の血液検査で白血球が多くなっていると指摘されて、5/8に入院先の医師の紹介で血液内科で専門的に検査してもらう事になりました
一難去っての心配事ですが、これも試練と受け止め前向きに対処しようと思っております
そのような訳でもうしばらくはブログも停滞ぎみになりますが、よろしくお願いします

SBIHDに関した動画を一つ紹介します、すでにご覧の人も居るかとは思いますが、今日までの限定公開と言う事なので紹介します

この動画ではSBIに対して、投資の対象としてはかなり前向きで好意的に受け止められています
たたし、投資家の対象にならないのは「北尾氏のゴリゴリな力技での経営スタイルが敬遠され気味」との事ですが「投資対象としてお勧め」と解説しています
新生銀行買収や過去のライブドア関連等を見ると確かにそのような受け止めをする投資家も居るのかなと小生も思います

その他小生が把握している以外の目新しい内容は特に有りませんでしたが、それなりの投資家の評価としてはホルダーにとっては嬉しいですね
このような解説動画が増えれば株価にも繋がるとは思いますが、まだまだ少ないですね

今日までの掲載との事ですので興味の有る人は今日中の閲覧が良いと思います
動画時間は約7分と短いです

【~5/7限定公開】SBI HDへの投資を判定
注意
この動画は5月8日からは非公開となりました
20230507.png
https://www.youtube.com/watch?v=h0eqQsu-e2I



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4Q決算は改善 5月3日

TPバンクの4Q決算では今度はかなり期待出来そうです

3Qでは含み損益354億円の赤字で大きく足を引いてしまいました
しかし4QではSBIHDの保有株数を20%に増やし連結対象としました
これにより、TPバンク持ち株の含み損益は決算の対象から外れ、3Qで経常した大幅な赤字は無くなります
逆に保有株式数に対しての収益が決算対象となるので4Q決算での損益は大きく改善されると思います
 
税前利益として2022年12月期時点で421億円×21%=81億円が計上されます
さらに、この変更による特別利益が4Qで47億円が計上されます
累計すると 482億円が4Q決算では改善される
配当対象の金融セクター取り込みは4Qでは3Qから81億円以上のプラス側に貢献

2023年3Q決算資料より
20230503.png

新生銀行の決算上方修正が有りました、これによると
4Q親会社株主に帰属する当期純利益 350→420億円 80億円の増額
しかし3Q決算ではすでに404億円ですので、4Q単独では18億円とかなり少ない収益です
SBIHDの取り込みはこの半分の9億円
4半期平均は404億/3=134.6億円ですから4Q単独分の取り込みはかなりの減益になってしまいます

しかし、配当対象の金融セクター税前利益は3Qの時点で昨年の金額を大きく超えているため4Q決算でのこのセクターの全ての収益は昨年に対して増加となる事になります

これらから見て期末配当は・・・北尾さん今期大きく増配しなくて何時やるのでしょうか
「株主還元を重視する」
有言実行を願いますよ

まさか、まさか、自社株買いなんてやらないでしょうね

注意
ここでの数字や見解は小生が株主であるため思い込みが入っているかも知れません、数字は精査していますがなにせ会計には詳しく有りませんので解釈等に間違いが有るかも知れません、間違いが有ればご遠慮なく指摘下さい
宜しくお願いします

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SBIHDのPBR 1倍割れの原因は 5月1日

最近はTOPIX500では約40%の企業がPBRの1倍割れとなっています
一方でアメリカのS&P500採用銘柄では約5%です
このような状況を重く見て、このPBR改善に向けて東証が3/31に要請を出しています

東京証券取引所が「PBR1倍割れ」の企業に対して、 株価水準の具体的な改善策の策定と開示を強く要請!

東京証券取引所は3月31日、東証プライム市場と東証スタンダード市場に上場する約3300社を対象に、株価水準を分析して改善するための具体策を公表するよう要請しました。

 東証の要請のなかでもっとも重要と思われるのが「PBR1倍割れ」の企業に対するスタンスです。

改善要請自体は東証プライム市場と東証スタンダード市場の全上場銘柄が対象となっており、また要請に応じない企業に対する罰則もありませんが、東証が2023年1月30日に公表した「論点整理を踏まえた今後の東証の対応」という資料では、改善策について「継続的にPBRが1倍を割れている会社には、開示を強く要請」という強い言葉を使っています。

これを受けて自社株買いを発表や実施した企業も多く出ています

我がSBIHDも1倍割れをして0.72となっています、しかし今のところPBR改善対策の具体的な発表や実行は:有りません
そこでこのPBR1倍割れの原因について調べてみました


まず下記のグラフを見て下さい

20230429.png

2020年2月の日経暴落時以外は、何とか1.0以上を維持していましたが2021年の12月にPBR 1倍を大きく割って急落して現在に至っています

この2021年の低下の要因は新生銀行の株を約48%を取得し子会社化によるものです

これは、新生銀行の資産がSBIのバランスシート(BS)に加算されたことで、BPS(1株あたり純資産)が2,480円→3,690円となり1,210円急増しPBRが1.25→0.86と0.39ポイントも大きく下げてしまったのです

この時のSBIHDの株価は3,140円でした、この時のPBR=1.2を維持するためには子会社化により上昇したBPSと同じ4,250円の株価ではければなりませんが、残念ながら株価は一時3,360円まで上昇しましたが現在は2,647円と低迷を継続しています

この時の新生銀行のPBRは0.4でSBIよりはかなり低く、それから株価上昇により徐々に0.52前後まで逆に上昇していますがまだSBIHDに比べると低いです
PBRの低い会社を子会社化したのですから、しかたないと言えばその通りですがそれにしても株価は低すぎます


20230429A.png

東証勧告のPBR=1とするためには株価はBPSと同じ3,657円としなければなりませんが、小生はこの数字は業績から見ても充分可能な数字だとは思っております

最近ではPBRの低い野村のような企業が自社株買いをして株価を上昇させてPBRを改善しようとする会社も有りますが、余程インパクトが無ければこれは成功しません・・・野村もその効果は今のところ出ていません

何故なら自社株買いをする事により、BPSが増えてしまいPBRは下がってしまいます、この上昇したBPS以上に株価が上昇なければなりません
自社株買いの株を消却して初めてその効果が発揮します

SBIHDの場合は過去に何度か自社株買いを実施していますが、この全てにおいて後にCBやストックオプションで市場に放出していますので、CB発行時の株式希薄化懸念による株価低下以上の効果は有りませんでした

結果としてSBIHDの自社株買いは株主還元どころか配当原資を食いつぶし、これに逆行する結果となってしまったのです
賢い投資家はこれを知っているからこそSBIHDの自社株買いに対して反応しなかったのです

小生は今までのような自社株買いは反対です、SBIHDはこのPBR低下の原因を分析して具体的対策を投資家に提示する必要が有ると思っています

自社の良い所ばかりをIRのページを割いて発表も必要ですが、これらの株価低迷を分析して問題点を総括する事も時には必要であります
今のSBIには残念ながらこれが大きく欠けています、これを実施する事により投資家の疑問や懸念を払拭して信頼を得る事になります

結果として機関の株価抑制より勝って買いが進み株価向上になると思っています


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