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第一四半期 新生銀行株評価損142億 8/2

先日の1/4決算発表で、新生銀行株の含み損が142億有ると北尾氏は言っていたし、そのような報道も有る

小生が調べた限りでは現在sbiが保有する新生銀行株は42,737,800株で取得価格63,283,169,000円
取得平均株価1480円
取得が632.8億円で142億の含み損ならば取得株価から22.4%の含み損
になる
四半期決算時の6/30の株価は1457円ですので取得時からの評価損は約10億円です

sbihdの決算は国際会計基準です
有価証券は損益を通じて公正価値で測定される金融資産(FVTPL)当初公正価値で測定後、毎期公正価値で測定し、評価差損益をPL計上
となっています

よって2021年3月本決算での損益処理との比較となります 3/31の株価は1789円ですので逆に評価益として131.7億円を計上しているはずです よってこの決算株価1789円から6/30の株価1457円との差額を今回の決算に計上しているので評価損は142億となります

何か新生銀行で大損をしていると言う人が居ますが実際には決算処理上の数字のマジックですね
実際には取得時からは10億円の含み損です、今後もし株価が上昇すれば次の決算では逆に含み益となりますのでこれ以上大きく株価が下がらない限り、これはあまり気にしない方が良いですね

決算については小生はプロでは有りませんので、間違っているかもしれません、数値についても小生が調べたものですので、確度の保証は有りませんのでよろしくお願いします これは、あくまでも小生の考えです



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