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ALA関連 4月29日

4/25に紹介した「長崎大学 北教授」のインタビュー動画の関連動画が昨日アップされていました 興味の有る人は閲覧して下さい

この動画は4/25に当ブログで紹介した動画と同じくJBA(日本のバイオインダストリー)から配信されています

4/25に当ブログで紹介しました動画が下記です

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)軽症・中等症患者に対する 5-アミノレブリン酸(5-ALA)を用いた特定臨床研究結果の公表」

北 潔 氏(長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科⾧ 教授) 泉川 公一 氏(長崎大学副学長(新型コロナウイルス感染症対策担当)、長崎大学病院 感染制御教育センター センター長)

内容
5-ALAはヘム生合成系の初期段階の中間体であり、抗マラリア薬として開発が進んでいる。 5-ALAの産物であるプロトポルフィリンⅨやヘムがマラリア原虫のDNAやRNAのG4 (G-quadruplex)構造に結合し、複製や転写などの重要な機能を阻害して、マラリア原虫 の増殖を抑制すると予想した。このG4構造が新型コロナウイルスの遺伝子にもあることから、5-ALAがCOVID-19にも有効なのではと考え検討を進めた。5-ALAは、SARS-CoV-2ウイルスおよびオミクロンを含む5種の変異株についてin vitroでの増殖を阻害する効果が確認できた。ヒトの治療効果評価のための特定臨床研究を実施し、5-ALAとクエン酸第一鉄ナトリウム(SFC)を含むサプリ投与群に無作為に割り付け、結果を比較した。臨床試験は軽症者、中等症患者を対象に行われ、明らかなウイルス量の抑制効果は認められなかったが、一部の罹患後症状の遷延化を抑制する効果がある可能性が示された
https://www.youtube.com/watch?v=NHpMjw0IrhA&t=2440s

続編として下記2本が公開されています

「スマートデバイスを用いたCOVID-19の後遺症を有する症例に対する特定臨床研究」

今村 恭子 氏((一社)医療開発基盤研究所 代表理事)

内容
COVID-19の後遺症(罹患後症状)を有する症例において、5-ALAリン酸塩とSFCを用いたプラセボ対照二重盲検無作為並行群間比較臨床試験として、同意後取得前6カ月以内にCOVID-19感染症診断された者40例を対象に、5-ALAリン酸塩300mgとSFC 174mgを28日間連続摂取した際の安全性を検討した。また疲労感VAS値の推移および変化量、ピッツバーグ睡眠質問票への回答の推移、スマートウオッチで取得した活動量やストレスの推移等を観察し、いくつかの指標で 5-ALA/SFC群に改善傾向がみられた
https://www.youtube.com/watch?v=qhXmPlgVH9g

Special Talk Session 「"今後のパンデミック対策に向けた緊急提言"」

北 潔 氏×今村 恭子 氏×宮田 満 氏

内容
(株)宮田総研 代表取締役 宮田 満氏のオーガナイズで、COVID-19のみならず 今後のパンデミック対策に向けて、今、必要なことおよび臨床研究のあり方について忌憚なく語り合っていただく。
https://www.youtube.com/watch?v=cRlSRzJBsAA&t=132s

参考として
この動画のセミナーのサイトです
https://www.jba.or.jp/jba/seminar/se_02/covid-195-5-ala.php

JBAのサイトです
JBAとは
日本のバイオインダストリーは伝統的な発酵工業をベースにして発展してきましたが、近年では様々な分野でバイオテクノロジーが進展し、多彩な業種の企業へ波及しています。JBAには、医薬・医療品、食品、化粧品のみならず化学、情報、機械、建設、資源エネルギーなどバイオテクノロジーを活用した事業に取組んでおられる幅広い企業をはじめ公共団体、大学、公的研究機関や多数の個人が会員として加入していただいており、JBAはバイオインダストリーの発展を産・学・官連携で総合的に推進できる唯一の組織です。
https://www.jba.or.jp/outline/


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