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野村の大量保有変更報告書 12月12日

最近の株価低迷はホルダーにとっては少々滅入る状態ですが、ここは我慢のしどころです
動かない時や低迷している時は、焦ったりジタバタしても仕方有りません、長期ホルダーは配当を楽しみに慌てずこんな時こそ高見の見物で行きましょう

株価低迷が原因では無いのですが、最近はブログ更新が停滞しています
どうも、前立腺癌のホルモン治療の副作用なのか倦怠感とともに気力の低下や思考能力の低下が有り、なかなかブログが更新できていません
まことに申し訳ありませんが、今後も停滞ぎみになるかと思いますがよろしくお願いします

昨年の1月20日以来で約1年振りに野村からの大量変更届が提出されています
そして、プラロックの7月22日提出からも5カ月経ちます
久々の提出なので大きな変更かなと思いましたが、保有量が8.41%から8.57%と少量の増加で大きな変更は有りませんでした
但し、変動量には影響しませんでしたが、グループ内の取引として「ノムラ セキュリテーズ インターナショナル」が新たに共同保有者として追加となっています
グルーブ内の取引が活発だと言う事ですかね・・・大きな時間外取引は野村グループのようですね

野村の前回と今回の報告書内容の比較をしました

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これから読み取れるのがグループ内の取引量(共同保有控除)が異常に多いと言う事です
特に「ノムラ インターナショナル ピーエルシー」が保有する転換社債(保有量のほとんどを占める)がグループ内に貸し出されているのが目立ちます

さらに、グループ内で保有されている転換社債が約1500万株相当と保有数量の60%近くをとなっているのも目立ちます
(保有合計は3068万株相当ですがグループ内控除数を考慮すると約1500万相当となる)

2023年と2025年の転換社債発行予定株数は合計で約4000万株ですので、これも野村が38%近くを保有している事になります

野村は空売りでも約300万株と大量に売っていますので、いずれにしろこの野村の動向が株価には大きく影響しますので今後の動きには注目ですね

小生はこの野村の空売り残数量が減少傾向が連続し始めたら、SBIHDの株価も動き始めると思っております

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最近の株価低迷はホルダーにとっては嫌になりますがここは我慢のしどころです

株価低迷が原因では無いのですが、最近はブログ更新が停滞しています
どうも、ホルモン治療の副作用なのか倦怠感が多くさらに気力の低下や思考能力の低下でなかなかブログが更新できていません
まことに申し訳ありませんが、今後も停滞ぎみになるかと思いますがよろしくお願いします

さて、転換社債については前回話題にしましたが
今回は転換社債に関連して自社株買いの可能性について、小生なりに考えてみました

自社株買いのメリットとデメリット

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転換社債は償還では無く、権利行使による株式転換の方が転換社債の権利者もSBIHD側にとっても良い事は前回のブログに書きましたが、SBIHD側にとってこの償還と転換の中間的方策が有ります
それが、自社株買いです

例えば、現在の株価低迷時に転換株数と同数の自社株を買ったとすると
・500億円÷転換株価=自社株買い株数=500億円÷3270円(転換株価調整されたと仮定)=0.153億株
・2565円(現在株価)×0.153億株=392億円・・・・・これが自社株買いの費用となる

SBIの自社株買いのメリット
・転換後の株式希薄化が避けられる・・・・・発行済み株数は自社株買い前と同じ
・配当金の削減・・・・18.3億円
・自己資本利益率(ROE)や1株当たり当期純利益(EPS)が上昇
(厳密には、自己株式を消却するまでは発行済株式、資本とも減少しない)
・株式転換においては償還費用は発生しないのでSBIにとっては償還が望ましいが、株価低迷して償還となった場合は500億円の費用が発生する、株価上昇に寄与する自社株買いを実施しておけば<

SBIの自社株買いのデメリット
・費用の持ち出しとなる・・・自己資金が392億円低下する
・自己資本比率の低下となる・・・・しかし株式転換の時には資本増加となりこれは解消される
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転換社債について その1 12月4日

転換社債については、当ブログでは何度も話題にして来ました
今回は来年に償還期限が来る、2023年償還転換社債に対して、権利者側とSBIHD側にとってどうなのかを比較してみました
そしてこれに絡んでの自社株買いの可能性についても考えてみました

まず、2023年償還の転換社債について発行条件を整理します
●発行決議日 2018年8月28日
●社債の総額 500億円及び代替新株予約権付社債券に係る本社債額面金額合計額を合計した額
金利 0% (ゼロクーポン)
●社債の払込金額 本社債額面金額の104.5% (社債発行会社がSBIに支払う金額)
(各本社債の額面金額10,000,000円)
●新株予約権付社債の発行価格(募集価格) 本社債額面金額の107.0% 
(投資家の負担金額=償還時の金額より多い)

●転換価額(発行時) 3,508円 現在の転換価額 3,343円
新株予約権を行使することができる期間 2018年9月27日から2023年8月30日
償還期限 2023年9月13日

2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の 発行条件等の決定に関するお知らせ
2018年8月28日
https://www.sbigroup.co.jp/news/2018/0828_11223.html

ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の転換価額の調整に関するお知らせ
https://tyn-imarket.com/pdf/2022/6/29/140120220629590904

この転換社債を投資家側とSBIHD側から見て転換又は償還した場合についての比較表です

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転換価格に到達しないで額面価格で償還された場合

転換社債権利者(投資家側)
・CB購入価格は額面の107%で購入している投資家は実質的には7%の損失となる

SBIHD側
・額面総額の500億円の資金が必要(財務キャッシュフローの減少)・・・転換の場合は資金は必要ない(資本金の増加)
・実質的には4.5%の利益が発生が株式転換よりはメリットは少ない

株式転換の場合
投資家側
・転換価格で売却した場合は償還は損益は同じ・・・額面を転換価格で割った株数が転換される
・転換価格以上で売却した場合は転換価格と売却価格の差が損益
・期末配当の権利確定期限前に転換すれば期末配当が貰える

現在の株価は転換価格よりはるかに低い水準で低迷しているが、投資家側、SBIHD側双方ともに償還ではなく、転換が望ましいはずである
投資家は機関投資家なのでこの状態の株価では放置して置かないはずであるので、過去の例から見ても、いずれは株価を上げて来ると小生は思っているのだが、さて?

今後の株価の展開と自社株買いの可能性についての小生の見解は別途書きたいと思います


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今週の株価 12月2日

昨日と一昨日は日経とのマイナス乖離が大きかったですが、本日は逆でした
今週の結果は先週末より下げてしまいました、日経との乖離もなく結果としてはほぼ同じ下げ率でした
一昨日の引けの出来高が異常でしたので、12月に入って期待はしていたのですが、小生の予感はまたもや見事に外れてしまいました
結局今週の結果を見ると保ち合いの状況は変わらないようです
小生のようなホルダーにとっては、フラストレーションが溜まる日々が続きますが、我慢しましょう
小生はいつか来た道で慣れてていますが・・・・
今年こそは収穫の年と思い気合が入っていた年初でしたが、残すところあと1か月ですので、このままでは今年も収穫は出来そうもないようです


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31回32回の無担保社債の詳細 12月1日

先の記事の社債の発行詳細が解りましたので掲載します

社債の調達金の使途は全額528億円(額面530億円で発行費用2.2億円)を2023年10月までの借入金返済に充てるそうです・・・・金利を払って他に諸費用を払ってまで返済に充てると言う事ですね

こちらの社債は一般公募です、直ぐに又完売されると思います

https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/E01EW/download?uji.verb=W0EZA104CXP001003Action&uji.bean=ee.bean.parent.EECommonSearchBean&PID=W1E63011&SESSIONKEY=1669860775386&lgKbn=2&pkbn=0&skbn=1&dskb=&askb=&dflg=0&iflg=&preId=1&mul=8473&oth=on&cal=1&era=R&yer=&mon=&pfs=4&row=100&idx=0&str=&kbn=1&flg=&syoruiKanriNo=&s=S100PPXG
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無担保社債発行 12月1日

今年に入って3回目の無担保社債の発行が発表されていいます
格付けは変わらずのA-、金利は前回より若干上がっていまい
前回の31回は販売後直ぐに完売しています、金利は1.09%

今年に入っての「デットファイナンス」としての無担保社債は合計2,270億柄の発行となります
「エクイティファイナンス」としてはSMBCの第三者増資により796億円を調達しています
しかし、今年もファイナンス額は凄いですね、CBを発行していないのは株主としては良いのですが
この金額の一部を自社株買い等の株価対策に使ってくれればうれしいのですがね

SBI(8473)第32、33回社債発行
https://www.nikkei.com/article/DGXZNSD5ISB01_Q2A131C2000000/
2022年11月30日 発表

第32回無担保社債420億円▽償還期限=2025年12月5日▽利率=1.100%
第33回無担保社債110億円▽償還期限=2027年12月6日▽利率=1.200%
第32回・第33回債の申込日=11月30日▽払込日=12月6日▽発行価格=100円

過去の社債 

2022年8月26日発表
第31回無担保社債1000億円(個人向け)▽償還期限=2026年9月9日▽利率=1.090%▽申込期間=8月29日~9月8日▽払込日=9月9日▽発行価格=100円

2022年7月15日発表
第29回無担保社債520億円▽償還期限=2025年7月22日▽利率=1.000%
第30回無担保社債220億円▽償還期限=2027年7月22日▽利率=1.180%
第29回・第30回債の申込日=7月15日▽払込日=7月22日▽発行価格=100円
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