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2025年CBの130%CO権利行使 その2 3月1日

本日は売られて4000円以上をキープ出来ずに3989円で引けました
日経は上昇していますがSBIは低調です
昨日の発表に乗じて売りを仕掛けられましたね

さて、昨日小生の予想より1日早く権利行使条件が成立して、SBIは即座に権利行使を発表しました
計算し直してみましたら確かに昨日2/29が権利確定日でした・・・・小生の日数のカウント違いでしたのでお詫びします

20240301.png

権利行使条件成立は
権利行使価格(転換価格2791.6円×1.3=3629.08円)を終値で20営業日継続です
1/31がカウント開始日です

当該20連続取引日の末日から30日以内に権利行使を通知するようになってる
過去の2020,2022年CB の事例では権利確定日の30日後に権利行使を発表している
しかし、今回は権利確定日に直ぐに発表している・・・・過去の例より1カ月早く発表している

それは、何故なのか?
月が変わって今月は3月の決算末月です、すなわち従来通りでは償還(強制的に株式転換に等しい)が来期になってしまい、今期の決算に間に合わないので従来よりも一か月早く発表して今期中の株式転換を促したと思います

当、ブログでは何度も記載しましたが、転換社債は発行会社にとってはメリットが多いのです
しかし、既存の弱小株主にとってはたまったものではないですね

・2023年度償還CBのように株式転換されないで償還となるとCBの発行額は負債となってしまう
・株式転換されれば発行額は負債では無く資本となります
・資本が増えれば「株主資本比率」が上昇して決算上の財務健全性指標が向上する・・・・これがSBIの今回の狙い?
・今後も投資機会の多いSBIにとっては負債は少ない方が良いですからね
・発行株数が増えるので希薄化が進み一株利益や一株配当が減少する・・・今期の期末配当にも影響するので既存株主にとってはデメリット

2023年CBは株価低迷のおかげで株式転換はほとんど無く償還されましたので希薄化は進まず、これが現在の株価上昇に繋がっているのかもしれませんね
前回のこの関連ブログです・・・この時は小生はいずれ株式転換されると思っていましたので、これも予想が外れました・・・何時もの事ですがね 笑

転換社債について その1 12月4日
https://sibakenn-poti.blog.ss-blog.jp/2022-12-04
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