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SBIHDの持ち株 含み益  4/4

3/20と3/21に投稿したSBIHDの持ち株で含み益の大きい会社の含み益を 先週末の株価で再計算してみました
その時の投稿
https://sibakenn-poti.blog.ss-blog.jp/archive/20210321

新生とアスコットの株価が下がっているため含み益も減少しています
特に新生銀行の下げが大きいです

新生銀行      3/20投稿時株価 1937円 含み益 194.4億円
          4/2の株価   1744円 含み益 122.9億円 

ウエルスナビ    3/21投稿時株価  3360円 含み益  98.2億円
          4/2の株価 3680円 含み益 108.3億円

アスコット     3/21投稿時株価  282円 含み益  57.8億円
          4/2の株価 267円 含み益 50.9億円

合計        3/21投稿時株価      含み益 350.9億円
          4/2の株価        含み益 282.1億円

他にも持ち株は有りますが、現在のところ損益はほとんど同じです
大量保有報告書が提出されている会社を調べて有ります
但し、3/19時点で「SBIインシュランス」の含み益が162.7億円有りますが、連結決算会社なので除外してあります

「メディカル・データ・ビジョン 3902」が14.2億円のマイナス
「島根銀行 7150」が2.3億円のマイナス
よってマイナス合計が16.5億円

「NFCホールディングス 7169」が10.1億円のプラス
「福島銀行」と「大東銀行」合計で6.5奥円のプラスです
プラス合計が16.6億円

以上から持ち株の含み益は現在下がってはいますが、それでも282.1億円ありますのでSBISL関連の減損の150億円はを引いても十分にお釣りが来ますが決算上はこのようや単純計算では決まりませんので誤解の無いようにお願いします
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SBISL関連 その3 4/4

YAHOOの掲示板にこんな投稿が有りました
「150憶の損失と、1300億の利益の件は別に、IRを出してほしい。
一つのIRに出すのは、アンフェアだと思います。」

本当に「アンフェア」でしょうか、小生の見解です
結論として
会計基準から見れば、「営業利益」と同時に発表することが「フェア」だと思います

理由はSBIHDは国際会計基準(IFRS)」を採用しているからです
減損処理の会計処理は日本基準と国際基準で異なります

●減損処理の扱い
・国際基準 営業利益に反映される
・日本基準 最終的な純利益の段階で反映される
このように国際基準の減損会計は、減損損失の発生時には営業利益を圧迫しますが
日本基準ではこれが有りませんので厳しい基準です、よって減損処理以外の営業利益とトータルで評価しなければ片手落ちとなります、IRを出す上では投資家の判断評価や会計上からも営業利益合算での発表は当然だと思います

補足
減損処理を来期以降に回収した場合には、「戻し入れ」が国際基準では収益として認められていますが、日本基準では認められていません
これは、基準が厳しいから逆にこれを認めているのだと思います
減損の「損」の字にもかかわらず、ときにはその戻し入れにより「益」が生じる可能性もあるのです
よって
国際基準は厳しいけれど、理にかなった基準だと思います
来期以降に担保の回収が見込まれる、今回損失を他の回収不能な損失と区別して「損失」として小生が判断していないのはこの理由も有ります

下記資料は下記の参考にしたサイトからです
4.4.png

小生は会計士では無いのでこの解釈が違っているかも知れません、疑問のある人はご自分で調べて判断して下さい これは、あくまでも小生の見解です

小生が参考にしたサイトです
とても解りやすく国際基準と日本基準の減損処理の違いを解説しています

http://www2.analystkobo.com/cf/rvsimp
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